ナラカ
宝石商を営む家のお嬢様。彼女自身も宝石や、そこに込められた宝石言葉を好み学んでいた。キマリとお付き合いしていたことは父に黙っていた。
ある時から、口から宝石を出すという見たことも聞いたこともない奇病にかかってしまう。症状が進行するにつれ精神が幼児化していき死に至る。唯一の薬は愛する者の涙だけであった。
キマリ
バイトをしながら大学に通い、ナラカとの将来のためにお金を貯めていた青年。ナラカとは小さい頃からの幼馴染であった。
ナラカが病に伏せたと同時に彼女の父親に2人の付き合いがバレるが決意を固める。ナラカのためならと、枯れるまで涙を流し続けた。